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どせばいい?カードdosebaii

「大切な方のために学ぶACP(人生会議) ~大切なあなたの最期を考える~」in八戸市

2026.10.27 -[どせばいい?カード / お知らせ]

10月17日(土)、八戸市医療的ケア児等コーディネーター事業にて、合同会社Cuore・Luce様よりお声がけいただき、「どせばいい?カード」を活用した意思決定支援について研修会を行いました。

場所は、八戸市津波防災センター

建物内には研修室のほか、避難スペースや備蓄庫が整備されており、大津波警報発表時には緊急避難施設として活用されるそうです。

階段も昇り降りしやすい高さに工夫されており、災害時の避難場所としてだけでなく、普段から防災活動や研修の場としても利用されるなど、地域コミュニティの拠点となっています✨

津波到達時の写真なども見学し、改めて災害の恐ろしさと日頃からの備えの大切さを実感しました。

貴重な場所での研修会、お招きいただきありがとうございます😊

今回の研修会は、医療的ケア児等コーディネーターをはじめ、支援者やご家族の皆さんを対象に開催されました。

「どせばいい?カード(二人称)」を実際に活用しながら、本人の思いや希望を大切にする意思決定支援や、ACP(人生会議)について理解を深めることがテーマです✨

今回は、相手の気持ちを考える「二人称」のどせばいい?カードに挑戦!

私たちが八戸を訪れるのは今回で2回目。参加者の中には、すでに「一人称(自分の気持ち)」のカードゲームを体験された方も多くいらっしゃいました♪

一方、ファシリテーターを務める職員は、普段「一人称」のカードゲームを経験しているため、「二人称」は初めての挑戦!少し緊張しながら、今回の研修に臨みました😊

まずは、増田生活相談員より、法人・施設紹介を行いました♪

三思園の魅力の一つは、多世代交流!学校や幼稚園に隣接している立地を活かし、日頃からさまざまな交流が行われています😊

また、学生雇用によるワークスタディ制度を設け、多様な働き方ができる環境づくりにも取り組んでいます。

さらに、法人後見活動や社会貢献活動など、介護サービスの提供だけにとどまらず、地域とのつながりを大切にしながら幅広く活動しています✨

施設紹介の後は、いよいよカードゲームの開始です‼

まず初めにアイスブレイクタイム♪
自己紹介を行い、【自分が最期に食べたい物】を発表しました。
👨「考えた事も無かったなぁ・・」
👩「飲み物でもいいですか?やっぱりお酒です(笑)」

気軽に行えるゲームであるからこそ、ゲーム開始前のブレイクタイムは非常に重要です😆

ルールの説明動画を確認していざスタート✊✨ 

各テーブルにはファシリテーターが付きますので安心して行う事が出来ますよ😊

今回は「二人称(相手の気持ち)」がテーマです!

「もし、自分の大切な人が人生の最期を迎えるとしたら、何をしてあげたいだろう?」「どんなふうに最後の時間を過ごしてほしいだろう?」

そんな問いかけからスタート♪

家族や大切な人の顔を思い浮かべながら、その人の気持ちや望む過ごし方について考える時間となりました。

ゲームが進むにつれて、参加者の皆さんの表情にもさまざまな変化が見られました。

旦那さんのこと、お父様のこと、そして今まさに病気と向き合っているご家族のこと…。

それぞれが大切な人を思い浮かべながら、真剣に考えていらっしゃいました。

「何が好きなのかな?」「きっと、こう思っているはず」「こんなふうに考えているんじゃないかな?」

相手のことをよく知っているつもりでも、本当の気持ちを考えると迷ってしまうもの。

今回は「二人称」だからこそ、悩みながら一つひとつの問いに向き合う姿が印象的でした。

中には、最近ご家族が大きな病気をされたという方もいらっしゃいました。大切な人の最期を思い浮かべる中で、涙があふれる場面も…。

「無理しなくても大丈夫ですよ」と声をかけると、「大丈夫です。やります」と、ご自身の気持ちと向き合いながら続けてくださいました。

「考えているし、考えていたのに…」

その言葉とともに、心の中にあった思いをありのままに話してくださいました。

そして、ゲームの最後には「自分の気持ちはやっぱりこうだったんだ、と改めて分かりました。体験して良かったです」という感想もいただきました。

大切な人を思うからこそ、悩み、迷い、さまざまな感情が生まれます。

今回の体験が、自分自身の気持ちに気づき、大切な人とのこれからを考えるきっかけになっていたらうれしく思います。    

時には笑い合いながら、また時には悲しく寂しくなりながら、そして現実をみながら。 

正直な想いや気持ちが飛び交った時間でした。

その他、体験を通して参加した方々からもご意見や感想を頂きました。

①現在入院中の娘さんを想ってのご意見です。

・最期までお風呂に入れてあげたい
 ⇒お風呂が大好きなので、最期までお風呂にいれてあげたいと思っているから。
・尊厳を保ってあげたい
 ⇒延命処置等は行わないように、苦しまずそっと逝かせてあげたいと思ったから。
・施設で看取ってあげたい
 ⇒今は病院に入院しているが、看取りケアを受けさせたいと思ったから。

「ちなみに私は、今回で2回目で、前回は一人称を体験しました。
一人称の自分の時も【最期までお風呂に入りたい】のカードを選びました。

②今まさに、ステージ4の癌を患っているお母様を想ってのご意見です。

・痛みがないようにしてあげたい
 ⇒普段痛みがあるので、痛い思いをさせたくないと思ったから。
・残された時間は家族と過ごさせてあげたい
 ⇒最期は家族と過ごさせてあげたいと思っているから。
・自宅で看取ってあげたい
 ⇒最期は慣れ親しんだ自宅で皆で最期を迎えたいと思ったから。

「私も前回一人称を経験しましたが、今回母親のことを想いながら選んだはずなのに、振り返ってみるとまさに2枚とも、一人称の自分の時と同じカードを選んでおり、自分の想いなのか、母の想いなのか分からなくなるくらい、母と似ているんだなとしみじみ感じた。」

貴重なご意見・ご感想をありがとうございました😌

皆さんが大切な人を想いながら語ってくださった言葉の一つひとつが温かく、私たちも胸が熱くなりました。

今回の「二人称」の体験では、「一人称(自分の気持ち)」との違いに気づいたり、相手を想う気持ちと自分自身の想いが重なっていることを発見したりと、それぞれにさまざまな気づきがあったのではないでしょうか。

人生の最期という大切な時間を、その人らしく過ごしていただくために、私たち支援者に何ができるのか…。

改めて考える、とても貴重な機会となりました✨

今回の学びを大切にしながら、これからの日々の支援にもつなげていきたいと思います。

お声がけを頂きました合同会社Cuore・Luce様、ご参加して下さった皆様、誠に有り難うございました。

これからも私達の活動は続きます🤗

記事執筆者:鎌田 由紀(デイサービスセンター管理者)