本日の舞台は、青森市福祉増進センター（愛称：しあわせプラザ）。

青森市社会福祉協議会（青森市民生委員児童委員協議）様よりご依頼をいただき、『令和7年度 青森市民生委員児童委員協議会・高齢者福祉部会研修会（人生会議〈ACP〉について～どせばいい？カードを使って～）』を開催しました。

講師として阿部施設長、そしてファシリテーター5名が三思園より出席。

気温10℃前後の曇り空⛅と少し肌寒い🥶一日でしたが、後潟や女鹿沢（浪岡）など、市内の遠方からも多くの方々（民生委員・町会長など）にお越しいただき、64名の皆さまがご参加くださいました(^o^)

特別養護老人ホーム三思園での取り組み方や施設葬、人生会議×お食い締めなど、どせばいい？カードゲーム誕生に至るまでの経緯を阿部施設長よりご紹介頂きました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

特に施設葬やお食い締めのお話では、会場の皆様からいくつものご関心のお声が上がりました<(_ _)>

皆さんの資料を見つめる目が真剣その物✨✨

「どせばいい？カードゲームは、–ネガティブで縁起でもない死に対し–　楽しく気軽に語り、考え、
分かち合うゲームです」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ルール説明を終えると、参加者のみなさまの表情が一気に柔らかくなりました♪

ただ、初対面の方々も少なくないハズ！緊張しておりますね😓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そこでアイスブレイク👍皆さんに「人生の最期に食べたい食べ物は？？」と聞くと…

「わいは、何食べるべ！」　「いっぱいあるから迷うじゃ～～」　「食べ物よりウイスキーが好きだからな！」

…と、会場の皆さん大盛り上がり✌

さぁ、どせばいい？カードゲームの時間です👏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

まず皆さん、カードの津軽弁を読んで「初めて見る津軽弁だ～」　「これ何て意味ですか？？」

ややや、意外と分からない方々もいらっしゃる！しかしご安心ください！

しっかりと下の方に標準語で記載されております！！👍　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

本日のゲームは「ステージ4の末期ガンの宣告を受けた」という設定です。

各テーブルにファシリテーターが付きました。

「5枚じゃないとだめなの？？」　「一枚必ず交換するのは、迷うなぁ～～💦」　

「このカードも良いけど、これも捨てがたい！」　「最初から理想の手札だなぁ…」

………と、皆さん早速楽しんでおりますね👏

中には迷って迷って迷って…何度もターンを繰り返したテーブルも💦💦　　　　　　　　　　　　　

白熱しておりますね～～👀　優柔不断だなんて全然OKです！！(笑)👌

盛り上がっていたどせばいい？カードゲームも、終盤です。

皆さん、5枚の中から更に「これは譲れない！一番だ！」というカードを3枚選んでください！

各テーブル、発表です😆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さて、ここからは選ばれたカードの一部をご紹介します👐

「最期までめもの食いてじゃ！」

参加者の声：食べる事は諦めたくないです。食べる事が好きだし、癌の末期なら何でも食べられる訳じゃないと思うけど、最期まで美味しい物は食べたい！

「残った時間をえ(家)の人ど過ごして！」

参加者の声：死ぬまで一人は辛い。家族の事が大切だし、ずっと家族と居たい。最期は家族に囲まれていたい。

「死んだどぎの段取りば花屋どきめでおぐ！

参加者の声：お金や家の事は片付けておきたいけど、葬儀だけはスムーズに終えるようにしておきたい。最後の最後で家族に手間を取らせたくない。

ファシリテーターとしてご協力くださった「臨床宗教師・齋藤信悟（さいとう みちのり）様」から、臨床宗教師の活動についてお話を伺いました。

参加者の皆さんも興味津々で耳を傾けていました😊

質疑・ご意見のお時間では、皆様から貴重なお言葉を頂けました～

縁起でもない「死」について、カードゲームを通してとても気軽に、そして楽しめたと思います♬

最後は「青森市社会福祉協議会（青森市民生委員児童委員協議会）」のみなさまと記念写真📷

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございましたm(__)m

記事執筆者：デイサービスセンター三思園　小西 貴士（生活相談員）