いざ実践❢❢ 消防訓練・非常災害対策訓練🚒
2025.3.15 -[お知らせ]
3/7(金)三思園拠点の消防訓練を実施しました(^^)/
まずは訓練の目的として…
災害等により火災が発生したと想定し消防及び職員へ速やかな通報を行うとともに、避難経路の見直し・確認を行うことで、発生時の安全確保について職員間で共有する機会とする。また、火災による被害拡大を防ぐため、三思園が有する消火設備等の使用方法を習得する(夜間想定を含む)です。
今回の訓練は、三和防災株式会社の榊様、横山様ご指導を受け
①通報訓練(模擬)
②避難訓練(模擬)「夜間を想定した訓練」としました!
夜間の想定というと、夜勤者3名で54名の入所者の避難を行うということです(゚д゚)!
3人の職員が54名の入所者をどのように避難経路を確保し、避難誘導するか…考えるたけでゾッとしますね😭
いつ災害が起きてもいいように、あらかじめ想定しておくことがとても重要です!
まずは自動火災報知設備の操作方法について説明を受け、確認しました。


「夜間帯にボイラー室からの火災が発生し、初期消火が失敗した」想定で進んでいきます。
模擬訓練とはいえ、実際に消防へ通報し、やりとりするのはとても緊張しますね😅


通報時には消防から
・火災が起きている住所はどこか?
・避難する入所者の人数は何人か?
・けが人をしている人などの人数は?
・どこから出火していて、どこを避難経路にするのか?
など、尋ねられ職員が応答します。
答えた職員は「とても緊張した。実際に火災が起きていたらもっと焦って応えるのに時間がかかるかも…」と話していました。
続いては、実際に夜間眠られている入所者を対象とした避難訓練です。
模擬訓練ということで職員が入所者役となり、訓練を行いました❢❢


居室から外(中庭)へ避難している様子です。
(マットレスが汚れないようブルーシートを敷いていますが、実際はありません)
眠られている利用者をマットレスごとベットから降ろすのは、とても大変です💦

実際に避難をしてみた職員からこんな声が…
「マットレスから体が落ちてしまわないかとても心配だったし、とても力が必要だった。ブルーシートを敷いていても(訓練のため)こんなに動かないんだと実感した。」
周りで観察していた職員からは…
「やっぱり、一人での避難は難しい。状況をみながら寝たきりの方でも車いすに移乗した方が避難したすいのでは?」
実際に訓練をしてみると、様々な意見が聞かれました。
訓練後に「どこがうまくいったか」「どこが課題だったか」を確認し、次回の訓練や実際の対策に活かしていくことが大切ですね❢❢
避難経路は把握していても、避難にあたる職員の数や出火場所、その時の状況によって変わってきま
す。
いずれにしても、避難訓練は「一度やったから安心」ではなく、いつ発生するかわからない災害に
備え、迅速かつ適切に対応できるよう「想定すること」が重要です。
次は9月に避難訓練・非常災害対策訓練を予定しています。
三和防災株式会社の榊様・横山様、ご助言ありがとうございました(*^-^*)