「エコー(排泄に関する超音波観察)の基礎に関する講義と演習」 in青森中央学院大学 看護学部
2026.6.15 -[特養 / イベント / 先輩・実習生の声]
三思園・勝田三思園では、利用者様が「その人らしい暮らし」を最後まで安心して続けられるよう、日々のケアに取り組んでおります。
今回は青森中央学院大学の看護学部1年生に向けて「エコー(排泄に関する超音波観察)の基礎」に関する講義と演習を行ってきました。
これは表題の通り「実際にエコーを使って授業を行ったら、学生の学習力向上になるか」という研究の一環で、おそらく、国内では初めての取り組み!?😲

◆介護施設で活躍するエコー観察
病院のイメージが強いエコーですが、実は当施設でもエコー観察は大活躍!
排泄ケアにおける排便状態の確認や残尿量の測定(尿閉の予防)など、身体に負担をかけず安全にケアを行うための強力なツールとなっています。
もちろん、可視化される情報が多職種連携に役立つことは、言うまでもありません(^o^)
特に排便に関しては「出るのか、出ないのか」「いつ出るのか」が、瞬時に判明いたします!
また、尿路感染症のリスクの有無も判別可能です。
◆講義と実践的な演習
前半の講義では、エコーを活用して利用者様の負担を最小限に抑えるためのアセスメント力(状態把握)についてお伝えしました。
そして後半の演習では、学生の皆様に実際にエコー機器に触れていただきました。
今回の講義の開催にあたりましては、エコーメーカーのフクダ電子様にもご訪問いただき、ご協力をいただきました。
では、エコーとは、どのように写し出されるのか実際に見てみましょう☺
直腸に便がある場合は、下記の「オレンジの枠」のように、白く描写されます。

そして尿残量は膀胱内の尿量が測定されます。
黄色で表記されているところが膀胱です。

それでは、いざ実践!!!!
初めてのエコープローブの操作に、最初は画像を見ながらおそるおそるのスタートでしたが、、、
💡皆様、とてもセンスが良く、体験していくうちに徐々に表情も緩み、笑い声も聞こえるようになりました✌
体験中、熱心に質問する学生さんもおり、日頃からパソコンやスマホを使いこなす若い世代にとって、エコー観察は非常に興味深い分野だったようです。
今回の演習を通して、看護の奥深さや可能性を感じていただく貴重な機会となったのではないでしょうか(^o^)
引き続き三思園・勝田三思園では、「問診・視診・打診・触診・聴診」を基盤に、第6番目のフィジカルアセスメントとして「無侵襲・リアルタイム・携帯性」に優れたポケットエコー(超音波)を積極的に活用し、「根拠に基づいた看護実践」と「生産性向上」を目指していきたいと思います👍
最後に、このような素晴らしい機会をいただいた青森中央学院大学の先生方、ならびにご協力をいただいたフクダ電子の方々に深く感謝申し上げます。
執筆者:橋本 るみ(看護主任)


