津軽弁でACP(人生会議)の疑似体験をしよう❢❢㏌ 平川市
2025.5.1 -[どせばいい?カード / 特養 / デイサービス / イベント]
今回も、「どせばいい?カード」の普及☆啓発活動として、平川市で行われている
『オレンジカフェ「ささえあい」』へ参加させていただきました~(^^)/
当日は雨がぱらつきそうなお天気でしたが、平川市に向かうにつれ晴天となり、桜並木の道を晴れやかな気持ちで通りぬけました🌸
まず、平川市役所へ到着すると見たこともない形の建物が…
オレンジカフェ主催の平川市地域包括支援センターの嶋津さんから「平川市役所の形は面白いですよ!ぜひ見学していってください。」と伺っていた通りの立派な建物でした❢❢
どのような建物かというと…

実際、中に入ると大きな吹き抜けがあり、とても開放的で素敵な空間が…
(上から見ると三角形になっています☆)
さて♪平川市役所のご紹介は一旦ここまでにしておきます( ´艸`)
今回の「オレンジカフェ ささえあい」には、地域住民から15名、看護師1名の皆様が参加してくださいました♪
毎月行われているオレンジカフェに参加されているようで顔なじみの方がちらほら☆
和やかな雰囲気の中、まずは私たち社会福祉法人中央福祉会の紹介から~☺
皆様、熱心に聞いてくださり、「へ~!大学の中に施設が…」など反応してくださる方も(^^♪


早速、「どせばいい?カード」でのACP疑似体験スタート❢❢
「どせばいい?ゲーム」の説明の際には「できるべが~…」といった不安そうなお顔をされていた方も
おりましたが、実際にゲームを始め、進めていくにつれ不安なお顔はどこへやら!(^^)!




オレンジカフェということもあり、ゲームの合間にはコーヒーや紅茶がふるまわれました♪
「自分が癌の末期で余命半年」と想定でしたが、悲観することなく、終始和やかな雰囲気の中
ゲームを進行することができました☆
ゲーム終了後、数名の方に選んだカードと、どうしてそのカードを選んだのかお聞きしました。
ここで、ひとつご紹介させていただきます(^^)
「私の夫は、偶然にも亡くなる前に、散髪へ行きました。
髪の毛をサッパリとさせ、温泉にも行って、体も綺麗にしていました。
自分も亡くなる前には、お風呂に入って体を綺麗にしたいと思っていたので、”拭ぐより湯さへでけ!”の
カードを選びました。」
ご自身が経験されたことで、自分の時にしたいことがハッキリと決まっていた方でした。
ですが、”拭ぐより湯さへでけ!‘’のカード以外はとっても悩まれておりました(笑)
たくさんカードがあり、「自分はどうしたいんだろう…」と悩みますよね。
悩んだっていいんです(^^)/
その対話の積み重ねが、『ACP(人生会議)』です!(^^)!
ACP(人生会議)について知らない、聞いたことがないという方でも、この「どせばいい?カード」
を行うことで、自分や自分の大切な人の「死」についてどのように考えているか…漠然としていたものが見えてきます。


「どせばいい?カード」が終わったあとは
三思園で行っている”お食い締め”と”施設葬”の動画をご覧いただきました。
動画をご覧になり、率直なご感想で「食べられない人に食べてもらうのは、なんだか可哀そう…」といった声が聞かれました。
なぜ”お食い締め”をするのか…
大切な方との思い出の味にまつわるエピソードを
そのスプーン、その一口に想いをのせて…
その方の人生のナラティブ(物語)を振り返ることで、心の折り合いをつけていけたら…
このような想いを胸に、私たちはACP(人生会議)を実践しています。
私たちの想いをお伝えすると、大きく頷いてくださり、にこやかな笑顔が伺えました🌸
16名で行った「オレンジカフェ ささえあい」は、終始談笑されたりと温かい雰囲気の中行われ、地域の「ほっとできる場所」なのだと感じました(^^♪


姉妹都市である台湾の台湾提灯と一緒にみんなでパチリ☆
※この台湾提灯は時期がくると玄関にずらっと飾られるそうです♡


平川市役所のアートにも触れ、楽しい時間を過ごすことができました(^^)/
嶋津様をはじめとした平川市地域包括支援センターの皆様、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました♪