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特養event_tokuyo

地域とともに防災力アップ!~横内防災訓練に参加♪~

2025.10.7 -[特養 / デイサービス / イベント

10月5日(日)横内地区社会福祉協議会主催の防災訓練に今年も参加させていただきました(^^)/

まずは社協の皆さんと一緒に、炊き出しの準備🍙

すでに集まっていた婦人部の元気なお姉さま方が材料を切ったりと下準備の真っ最中❢❢

一般の家庭にはないような大きなお鍋5つ分の豚汁を作ります!

去年参加させていただいた時にも感じましたが、さすが婦人部お姉さま方!主婦としての経験値が違いますね❢❢

今年は女性陣3人で炊き出しのお手伝いをしましたが…速さや要領は敵いません( ;∀;)

そして災害時に欠かせない、保存食アルファ化米!

わかめご飯や五目御飯、エビピラフやドライカレーなど何種類もの味のアルファ化米が♪

お湯を入れると15分、お水で60分であっという間にご飯が完成♪…ですが、約100名分近くのパックにお湯を注ぐのは、なかなか根気が要りました( ;∀;) 

ようやく豚汁を煮込む頃に、防災訓練が始まる時間となり、防災訓練の会場へ。

横内地区まちづくり協議会の皆さまをはじめ、横内中学校の生徒、青森市青森消防団横内分団、地域住民やグループホームのご利用者様など幅広い年代の方々が参加されていました。

防災訓練では、①避難訓練 ②消火器の取り扱い ③避難所開設時の体験及び負傷者救出訓練を実施!!

①避難訓練

体育館から屋外への避難訓練を実施。

車椅子の方を、段差のある場所からどのように安全に避難させるかを体験❢❢
中学生の皆さんは、声をかけ合いながら試行錯誤し、協力して避難を進める姿が見られました。

②消火器の取り扱い

中学生が中心となり、水の入った消火器を使って、的となるペットボトルを火に見立てた消火訓練を実施❢❢

「なかなか当たらない~!」と声を上げながらも、一生懸命に挑戦する姿が印象的で、消防団の方々がやさしく指導してくださり、楽しみながら消火の基本を学んでいました(^^)/

③避難所開設時の体験及び負傷者救出訓練

まずは、避難所開設にあたって大切な段ボールベットの作成❢❢

説明を聞きながらあっという間にベットが完成。段ボールベットは200㎏まで荷重がかかっても大丈夫というのが基準になっているそうです。200㎏!すごいですね~❢❢

段ボールベッドの作成に続いて、腕を負傷(骨折など)した際の応急処置について。

災害時には、限られた物資の中でどのように応急処置を行うかが重要です。

訓練では、新聞紙や雑誌を使って負傷した腕を心臓より高い位置で吊る方法を体験❢❢

新聞紙は広げずに折りたたんだまま使うと強度が増し、肘から手の甲まで覆うように固定します。

また、紐がない場合にはラップを細長くして紐状にしたり、ビニール袋の両端を切って持ち手を頭に通して腕を吊る方法、長袖の服を使って腕を支える方法など、身近なものを使った応急処置を体験しました。

災害時にすぐ役立つ、実践的な知識を地域の皆さんと共有することができました(^^)/

そして、防災訓練の最後には、炊き出しで作った豚汁とアルファ化米を参加者みんなで実食☺

自分たちで作ったというのもありますが、とっても美味しくて、お替りしました~☆中には3杯お替りした方も…(´艸`*)

最後に、防災士の三浦さんから「自助・共助・公助」の大切さについてお話をいただきました。
災害時に自分自身、そして地域を守るためには、日ごろからの備えとご近所さんとのつながりが欠かせないことを、あらためて実感する時間となりました。

今後も、「地域のなかの施設」として、地域の皆さんと協力し合いながら、顔の見える関係づくり(ネットワーキング)を進めていきたいと思います。

記事執筆者:増田里美(介護主任補佐)