第47回 日本死の臨床研究会 年次大会 in札幌
10/12・10/13の2日間において、第47回日本死の臨床研究会 年次大会が開催されました!
この大会は、死の臨床において生命を脅かす病などの困難に直面する人や家族等にとって最適な援助の道を全人的立場より探求することを通して、研究・教育及び実践の発展と向上に努め、人々が死を受け入れ自分らしい人生を全うすることに貢献することが目的で、毎年開催されています。
今年の開催場所は“札幌”ということで、 空の旅✈となります。
大会の“一般演題ポスター発表”にエントリーし、私たち三思園の取り組み(施設葬ケア)について、発表させていただきました。
会場に着くや否や、大勢の来場者にビックリ!!
そんな中、まずは他のポスター発表を視察するため、会場内のブースを回ります。
「緩和ケアの個別事例」「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の実践」「医療従事者への死生観教育」「一般市民への啓発」等、魅力的な演題がたくさんありました。
会場内に全部で162あるポスター発表のうち、施設(特別養護老人ホーム)は三思園の1演題だけ!
(発表者は医療機関、訪問看護ステーションばかりでした)
「わたしたちは全国の特養の代表だ」と、勝手に思い込み…w 発表の士気を上げていきます。
いよいよ、わたしたちの発表時間となりました。
「僧侶のいない施設葬ケア -3年間の報告-」と題し、高橋看護師長が施設葬ケアを執り行った経緯・目的・効果等について、熱く、力強く発表!!
また、多賀谷生活相談員から「実際に施設葬を執り行う際の留意点・苦労」等を補足し、来場者に想いを伝えました。
▼来場者からの声▼
・本当に良い取り組みですね
・家族の目線で考えると、「ありがたい」以外に言葉がみつからない
・介護職のやりがい・離職防止にもつながるのでは?
・こんな施設がもっと増えたら良いと思う
来場者の皆様からは、上記のような多数のポジティブなご意見をいただくことができました。
わたしたちの施設葬ケアが認められたようで、本当に感激です☺
2日目は講演・シンポジウムに参加し、さらに学びを深めることができました。
(講演中の撮影・写真は全てNG💦 みなさんに講演中の雰囲気をお伝えできないのが残念……)
本当に学びの多い2日間となりました。
最後に発表に際してご助言をいただいた 志學館大学 講師 吉川直人先生、講演後の日本医療大学 教授 林美枝子先生と記念撮影をパシャリ📷
三思園はこれからも、全国へ発信を続けていきます!!