令和6年度 五所川原市 認知症フォーラム ~どせばいい?カードによる人生会議の疑似体験~
2024.9.19 -[お知らせ]
認知症フォーラムは、認知症についての正しい理解・対応方法・予防について楽しく学べる機会として、五所川原市で毎年開催されているイベントです。
今回は青森県社会福祉士会 西北五支部様 より「どせばいい?カードを活用したい」、「多くの方に体験してほしい」と、ご依頼を受けて参加いたしました。
会場の数あるブースの中で、一際目を引いたのが「どせばいい?カード」の体験ブースでした。
カードを大きく投影したスクリーンによるアピール作戦が大成功!!
「なんだか楽しそうだし、やってみようかな?」と、足を止めてくれる来場者が多数いらっしゃいました~。
来場者の方々に「認知症になっても、自分の希望を叶えてもらうためには、どうしたらいいでしょうか?」と問いかけると、
多くの方は「認知症になったらホンズなくなるし、もう諦めるしかないよねぇ」と答えられました。
けれども……
・本当に諦めるしかないのでしょうか?
・誰かにサポートしてもらうためには、どうしたらいいのかな?
・まずは自分の価値観を確認してみませんか?
そんな投げ掛けをしたうえで、ゲームを始めます♪
大人や高齢者だけでなく、高校生(五所川原農林高校のみなさま)にもご参加いただきました。
さらには(ご両親の承諾を得て)小学5年生の子どもたちも体験!!
「わたしは最期に高級ステーキが食べたい!」「岩木山のふもとに散骨してほしい」など、ユニークなお話がたくさん飛び交いました。
ポップコーンを食べながら、笑顔で楽しむ子どもたちの姿を見てホッコリ☺
多様な価値観に触れることは、自分の価値観を確認する機会にもなり得ます。
事前に身近な人に自分の気持ちを伝えておくことで、認知症になったとしても、自分らしい最期を迎えることができるかも!?
そんなふうに感じてくれたら、うれしいですね★
👇参加者のみなさまの声👇
・「死」という重い話だけど、ゲームだから楽しくできた
・認知症になる前に、きちんと考えておかないと
・少しだけど自分の考えが整理された気がする
・誰かに伝えておくことって、大切だよね
・小学生でも楽しくできた
本日は青森県立保健大学 社会福祉学科3年生の実習生2名(白井佑人さん、木村孝輔さん)にもイベントのお手伝いしていただきました。
お2人のファシリテーション力の成長ぶりには、わたしたち三思園スタッフも驚き!!
多くの方へゲームの趣旨やルール説明等を率先して実践してくださり、本当に助かりました(^o^)
お2人には「どせばいい?カード マスター」の称号を与えたいと思います 笑
最後は五所川原市各関係機関のみなさま、ライスボールの3人と記念撮影♬
貴重なご縁をいただいた青森県社会福祉士会のみなさまに感謝です。
本当にありがとうございました。