21.7. 7│デイサービス手作りおやつ
2021.7.7 -[イベント]
「織女の今夜 逢ひなば常のごと 明日を隔てて 年は長けむ」
(織姫が、今夜、彦星に逢ったなら、いつものように、明日を境として、また逢えない一年間は長いことであろう)
(『万葉集』より)
むかしむかし、織姫さんという女性と、彦星さんという男性がいて、恋愛をしたんだそうです。しかし、結婚してからというもの、ふたりは仕事をせず遊んでばかりおりました。
これに怒った天の神さまが、ふたりを川の両側に引き離してしまった。天の川はとても広いですから、お互いの姿をみることもできなくなった。
これに織姫と彦星はひどく悲しみました。
天の神さまは言いました。
「お前たちがまじめに働くのなら、一年に一度だけふたりが会うのを許してあげよう」
その言葉に、織姫と彦星は心を入れかえてまじめに働きはじめた。
そして、一年に一日だけ、ふたりは会うことができた。
これが、私たちになじみ深い「七夕」にまつまる物語でございます。
七夕にちなみ、当デイサービスでは、手作りおやつを作りました。
夜空にきらきらと光る星を思わせる、というと大仰かもしれませんが、見た目の美しい、練乳ミルクプリンをつくりました。
みなさまが一所懸命に作られた甲斐あり、彩り鮮やかなミルクプリンが完成しました。
手作りおやつは真昼時に行われました。ですから、夜空に光る星々などは見えません。
しかし、当デイサービスには、利用者さまの笑顔がきらきらと輝いておりました。









