施設葬のススメ
2021.6.4 -[お知らせ]
すべては、地域の方々が安心して地域で「生ききる、活ききる、居ききる、逝ききる」のために、
特別養護老人ホーム三思園の考える「施設葬」を新たなケアと位置づけました。
「ACP(人生会議)」を繰り返し行い、その人らしい「QOD(死)」を迎える看取りケアで終わることなく、
さらに、その次のケアの必要性があると考えました。
近年、「直葬」と呼ばれる、一切の葬送儀礼をせず火葬、埋葬のみを行う形態が増えています。
また、コロナ禍で拍車がかかり、全体的に葬儀の規模が縮小してきている中、施設葬はこれらに、火を灯すことができます。
それは、その方の生活史そのものを「ナラティブ」として捉え、家族とともに紡いでいく過程を大切にし、
振り返ることにより、揺らぐ気持ちに寄り添うことがスピリチュアルペインケアになると考えます。
つまり、ワンストップで人生の最終段階のその先まで関わるケアを考えた結果、「施設葬」にたどり着きました。
未だ、「看取り経験のない施設職員」の方々にお届けできればと思います。
※青森県の令和2年度2025年問題に向けた課題解決型ヘルスケアサービス創出実証事業で取り組みました。
施設葬のすすめパンフレット